ラバスト自作の記録

ラバーストラップっぽいものを作ってみた その3

(2013/08/15)

100均のオーブン粘土を最近見かけなくなったので、
自然乾燥させるタイプの樹脂粘土を使ってラバストっぽいものを作ってみました。
その1その2 と作り方はほぼ同じです。

今回、樹脂粘土は「モデナ」を使いました。
「コスモス」は乾燥後が固めだし、
「ハーティ」は乾燥後は柔らかいけど、切った時に少しぼそぼそした感じがするし、
「モデナ」が乾燥後も柔らかく、切り口もしゃっきりとするので、「モデナ」を使ってみました。

着色には「グレイスカラー」を使いました。
「モデナ」にも色つきの製品があるのですが、手元になかったので…。
アクリル絵の具を混ぜて色をつけても大丈夫です。

色をつけて伸ばしてみました。
乾いてくると多少歪んだりしてきますが、しなやかなので問題ないです。




1ミリ厚のゴム板を輪郭にしようと思って切ってみましたが、
うまくはまらなかったのでやめました。


完成。
コーティングに使った糊に一部気泡が入ってしまいました。


元の絵柄はこんな感じです。


基本的な作り方は その1その2 と同じです。



ゴム板や粘土をきれいに切るコツは、何と言っても「安定感があってよく切れるカッター」を使うことです。
もったいない気もしますが、カッターの刃はこまめに変えてください。
カッター大事です!!
器用な人なら道具を選ばないかもしれませんが、私は道具に頼ります。
100均のデザインカッターでもいいですが、刃が少し厚めな気がするので、細かい作業には使いにくいかもしれません。
個人的に好きなのはNTのAD-2Pです。そんなに高くないですし。



※追記
具体的な粘土の切り方をメモしておきます。

  1. 絵を用意します。紙の表面にセロハンテープを貼っておくと、紙が丈夫になって切りやすいです。

    この様な幅広の透明テープを使いましたが、普通のセロハンテープでもOKです。
    テープにシワがよってしまっても、紙にシワがよってなければ大丈夫です。
  2. ひっくり返して、いらない厚紙などに貼り付けてスプレーのりを吹きかけ、乾燥させます。
    スプレーのりを使うのは、貼ったりはがしたりしやすいからです。

    100均(ダイソー)のスプレーのりを使いました。
  3. スプレーのりの粘着力を弱めるために、手の甲などに貼ってはがして、を繰り返します。
    使う粘土によっては、しっかり粘着力を落としておかないとうまくはがれません。
  4. 絵を切り取ります。
    とりあえず肌の部分を切り取りました。

  5. 粘土の上に切った紙を貼り、切り抜きます。
  6. 切り抜きました。
  7. 切った側面を黒く塗ります。
    (絵柄がはっきりするかと思って塗ってみましたが、塗らなくても問題ないです)
    耐水性の筆ペンを使うと細かいところも塗りやすいです。

    表側の部分は少し塗り残しておきます。
    ぎりぎりまで塗ろうとすると、表側が汚くなったり、手が震えてはみだしたりしてしまうので。
    裏側は汚くなっても関係ないので気楽です。
  8. 紙をはがします。

    貼ったまま時間が経つとうまくはがれなかったり汚くなるので、 切り抜いたらさっさとはがしたほうがいいかもしれません。
    (表側がどっちか迷わなくてすむので、私は側面を塗ってからはがしています)
  9. 表面。すこし汚れてしまいましたが気にしない。

    裏面は汚くても問題ないです。

    どんどん切って貼って、コーティングの糊をかけて完成。
    (コーティングの糊はかけなくてもいいです。お好みで)
    手作業なのでこれくらいが私には限界です。

※さらに追記
こちらの原型編にもちらっと書いてありますが、
樹脂粘土がない場合はボンドとこむぎ粘土を混ぜたものでも一応作れます。
(耐久性は分かりませんが、今のところ2ヶ月はなんともないです)

ボンドとこむぎ粘土を1対1くらいの割合で混ぜてこねる→薄く伸ばして乾燥させる→切る→ゴム板に貼る、という感じで作ります。 混ぜる割合はお好みで調整してみてください。でんぷんのりを足してもいいと思います。
ボンドと紙粘土を混ぜてもいいですが、紙粘土は繊維質があるのでぼそぼそしやすくて切りにくいです。
繊維が細かいやつならなんとかなるかもしれません。
こむぎ粘土、でんぷんのり、紙粘土は100均やホムセンにも売っているので手に入りやすいと思います。

こんな感じになります。わりと弾力があります。

※再掲時の追記(2020/12/20)
冬はボンドはバリバリになる気がしますね…寒くて乾燥しているせいかなーと思います。

メニューへ戻る